「セイミ・イン・ザ・スーパークレイジーワールド」インスパイア元紹介 

 テンデイズゲームズが以前発売した「セイミ・イン・ザ・スーパークレイジーワールド」。
 ライナー・クニツィアによる傑作カードゲーム「ロード・オブ・ザ・リング二つの塔カードゲーム」のリメイク作である「セイミ」ですが、私、タナカマが、「二つの塔」カードゲームが好きすぎるということもあり、「せっかく作るんだから、好きなものをこれでもかとぶち込んで、『俺なら100個買う』ものにするぞ!」と意気込んで作ったのですが、ぶち込み方が過剰だったせいか、ゲーム内容はともなく、アートワーク、テーマは賛否両論、中にはまったく受け付けなかった方もいるようで…。
 その点については、ちょっぴり反省もしているわけですが、せっかくそれだけ熱い思いをぶち込んだので、それらのインスパイア元、元ネタをここでまとめてみようかと思った次第です。
 「デザイナーズノート」とはちょっと違うかもしれませんが、どのようにアイデアを膨らませ、どのようにゲームに落とし込んでいくのかの参考になれば幸いです。

 なお、「セイミ」のアートワークは、イラストレーター、デザイナーの大城聖未さんにお願いをしました。→ホームページ
 こちらのアイデアをしっかりと汲み取ってくれ、最高のアートワークを提供してくれました。
 他にも素敵なイラストを描いているので、ぜひ、上のアドレスにもアクセスしてみてください。

テーマ&設定

  • 奇々怪々(ビデオゲーム)
  • 妖怪道中記(ビデオゲーム)
    子どもが異世界を旅するというジュブナイル的設定の基本は、これらのビデオゲームから。
  • アリス・イン・ワンダーランド(小説、映画)
  • ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(映画)
  • ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド(映画)
    「・」がたくさん入ったタイトルに惹かれるので、いつかやりたいと思っていた。
  • モータルコンバット(ビデオゲーム)
  • ラストハルマゲドン(ビデオゲーム)
  • ハイドライド3(ビデオゲーム)
  • 死亡遊戯(映画)
  • ジャッジドレッド(映画・2012年版)
    さまざまなエンターテインメント作品に登場する「塔」は、非常に優れた設定だと思う。
    さらに「セイミ」は、「二つの塔カードゲーム」のリメイクということで、当初は「異世界を旅してきたセイミが、最終的にたどり着いた塔で、各フロアごとのボスキャラと戦って、元の世界に戻ることを目指す」という設定にした。
    最終的には、その辺りの設定はなくなったのだが、前面には出なくなったものの、私にとっては最後まで舞台は「塔」だった。
  • ブレインデッド(映画)
    「過剰なまでのサービス精神とスプラッター表現」は、この映画がベース。
    映画「ロード・オブ・ザ・リング」の監督ピーター・ジャクソンのデビュー作ということもあり、インスパイア元としてはこれ以上ないものだと思った。
    しかし、過剰なまでのスプラッター表現は、クニツィアに怒られてしまうのだった。
  • 漂流教室(マンガ)
    言うまでもなく、ワイルドカードとして登場する「両親」の元ネタ。時空を超えて主人公を助ける親。そのまま。
  • ウロボロスの偽書(小説)
    「実在の人物が作品中に登場する」というメタな部分の元ネタ。主人公のセイミは、イラストを描いていただいた大城聖未さん本人という設定です。
  • バトルランナー(映画)
    変な敵キャラと続けざまに一対一で戦うという設定に合っている上、「バトルランナー」の敵キャラのユニークさは大いに参考にした
  • 死霊のはらわた(映画)
    言うまでもなく「クレイジーの書」の元ネタは「死者の書」。そのまま。

パッケージ

  • ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘(映画)
  • エドワードランディ(ビデオゲーム)
    「多数のモンスターの右下にそれを見上げる主人公」という構図が好き。
    プラス、「セイミ」では「エドワードランディ」の躍動感を加えたかった。
こうして見てみると割とそのままですね。

モンスター

 このゲームのもう一方の主役であるモンスター。
 わかりやすいゾンビとか騎士、悪魔みたいなものにはしたくないのもあって、こちらもいろいろとぶち込みました。

  • 「ディアブロ」から、ブッチャー(ビデオゲーム)
  • 八仙飯店之人肉饅頭(映画)
    言うまでもなく「スーパークレイジーブッチャー」のインスパイア元。
  • キョンシー(映画)
    言うまでもなく「スーパークレイジーホッピングデッド」のインスパイア元。「キョンシー」の名称が商標的に微妙だったので、改名。
  • テンタクルズ(映画)
    言うまでもなく「スーパークレイジーオクトパス」のインスパイア元。モンスターパニックものとしては他に「グリズリー」、「オルカ」などが候補になった。
  • リトル・ショップ・オブ・ホラーズ(映画)
    言うまでもなく「スーパークレイジープラント」の元ネタ
  • ブレインデッド(映画)
    ここでも登場「ブレインデッド」。
    「スーパークレイジーナース」の元ネタ。
  • バトルヒーター(映画)
  • バスケットケース(映画)
    無機物がモンスター化したものはどうしても入れたかった。
    コタツが人を襲う「バトルヒーター」のようなシュールさに、「バスケットケース」で見られる、「中から異形のものが覗いている」というシチュエーションのミクスチャー。
  • ブレインデッド(映画)
    ここでも登場「ブレインデッド」。
    「スーパークレイジーナース」の元ネタ。
  • クリスティーン(映画)
    「スーパークレイジーポリスメン」の元ネタ。
    私の中では、「実は車の方が本体」という設定があります。
  • キラートマト(映画)
  • アメリカン・バーガー(映画)
    「スーパークレイジーバーガー」の元ネタ。
    「食べ物」がモンスター化というアイデアは好きなので入れたかった。
    あと、ハンバーガーにそこはかとない狂気みたいなものを感じるので、それとミックス。

 細かいものを入れると、まだまだあるのですが、特徴的なところといえばこの辺りでしょうか。
 興味がありましたら、インスパイア元もチェックしてみてください。

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