10月1日すごろくやさんの「偏愛ゲーム会」に出ます。

すごろくやさんで開催されている「偏愛ゲーム会」。

その時のゲストが、文字通り偏愛で選んだゲームを紹介し、それをみんなで遊ぶ、というイベントなのですが、この10月1日の回に私、田中誠が出させていただくこととなりました。
すでにすごろくやさんのホームページで当日遊ぶ予定のゲームをいくつか紹介しておりますが、いよいよ今週末の開催となったこともあり、ここではすでに紹介済みのタイトル以外のプレイ予定タイトルを紹介したいと思います。

 

テイクイットハイアー

パズル系ゲームの定番に「テイクイットイージー」があります。
その「テイクイットイージー」、実はシリーズ展開しています。
中でも異質なのが、この「テイクイットハイアー」。というのも、デザイナーがライナー・クニツィアなのです。
クニツィアは、この十分に完成されたゲーム「テイクイットイージー」にどのようなアレンジを加えたのか?簡単に紹介してみましょう。
基本的な部分は「テイクイットイージー」そのもの。引かれたタイルを配置し、色分けされたラインで辺から辺へと繋ぐことで得点を獲得していきます。
「テイクイットハイアー」では、そこにロケット打ち上げという要素が加えられています。
列を完成させると、その色に対応したロケットが打ち上げられるのですが、決められた順番で打ち上げることで、ボーナス得点を得ることができます。もちろん、打ち上げの数が多ければ、より、得点は高くなります。
そこまで大胆なアレンジというわけではありませんが、これが実に効いており、一ゲーム通しての計画性がより問われ、どのタイミングで列を完成させるか?ということを踏まえての悩ましさは、もともとのそれと桁違いと言っても過言ではありません。
大定番と言えるタイトルでも、アレンジ一つでこうも変わるのか、ということを楽しめる一作です。

takeithigher

ギャンビット7

私の大好きなクイズ系パーティーゲームです。
とはいっても、決して知識を競うような難しいものではありません。
数字に関するクイズが出題され、回答することで得点を得られるのはもちろんなのですが、それ以上に、このゲームでは「どのプレイヤーの回答が正解か」という予想(賭け)を的中させることがより重要になっているのです。
700問のクイズがセット内に入っているのですが、ドイツ語ということもあり、私はこのクイズを使いません。温泉へのゲーム旅行や、家でのパーティーなどでプレイする際には、事前に参加メンバーに関するクイズを用意し、それを使ってプレイするという形で楽しんでいます。
今回の偏愛ゲーム会でも同様に、今回限りのクイズを用意する予定です。
さて、どんなクイズが出題されるのか?それもぜひ、お楽しみに!

gambit7

バーゲンセール

私が好きなジャンルの一つに「リアルタイムゲーム」があります。
多くの「リアルタイムゲーム」では、「ワンアイデアを形にしました」という感があり、そのアイデアに触れるのがなんとも楽しいのです。そして、そのアイデアが成功しているかどうかも関係ありません。本当に触れるだけでいいのです。
そんなリアルタイムゲームの中で、私がもっとも気に入っているタイトルが「バーゲンセール」です。
単純でわかりやすいシステムが多いジャンルだけに、設定や雰囲気、テーマなどはあまり重要視されていない中にあって、この「バーゲンセール」はテーマの再現度が高く、その点だけでも数多のアクションゲームと比べ、頭一つ抜きんでていると言ってもいいでしょう。
大げさだと思いますか?
ここではあえて、細かいシステムなどには触れません。
「そんな、大げさな」と思ったあなた、ぜひ、「偏愛ゲーム会」で遊んでみてください!

bargainsale

当日は、すでに紹介済みのタイトル以外にもいろいろなゲームを用意しております。
「あのデザイナーがこんなゲーム作っています」枠、「全員でも遊べる多人数ゲーム」枠、「夜通し遊べちゃうヤツ」枠など、ぜひぜひ、楽しんでいただければと思います。
ぜひ、10月1日は「偏愛ゲーム会」へ!

チケットは、すごろくやさんでお求めください。
偏愛ゲーム会公式ページ

「ペアーズ」ルールコンテスト:入選作「ドリームチーム」

「ペアーズ」ルールコンテストの入選作のルールです。

※ルールについては、公式ページでもあらためてルール集として公開する予定です。
※「ペアーズ」は、テンデイズゲームズのサイト、全国のゲーム専門店でお買い求めください。

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ドリームチーム(作者:一発命中P)

必要なもの
・Pairs1セット(可能ならばボールゲームデッキ)
・人数分の色違いのプレイヤーマーカー
・得点記入用のメモ

プレイ人数 3~4人を想定

前文(ボールゲームデッキで遊ぶと仮定して)
ご近所球技大会が開催されることになりました! あなたはチームのマネージャーとして、多くの優秀な選手を獲得し、ドリームチームを結成することを目指します。市場に出る獲得可能な選手から、自分のチームを強化するためのスター選手をスカウトしていきましょう!

ゲームの準備
各プレイヤー、1個ずつプレイヤーマーカーを持ちます。
場にプレイ人数+1枚のカードを表向きに、重ならないように横に並べます。残りのカードは山札にします。

ゲームの進め方
スタートプレイヤーをじゃんけんなどでランダムに決めます(スタートプレイヤーは箱などを手元に置いて誰だかすぐにわかるようにするといいでしょう)。スタートプレイヤーから左回りで順番に、場に並んだカードのうちの欲しいカード1枚に自分のプレイヤーマーカーを置きます(=指名します)。

※同じ数字のカードが複数、場に並ぶことがありますが、指名はそれぞれのカードに対して行います。例えば10のカードが2枚場に並んでいて、先行プレイヤーの誰かがどちらかの10のカードを指名している場合、後手番のプレイヤーはそれを避けて指名されていない10のカードを指名することもできますし、敢えて指名を被らせることもできます。

全員がマーカーを置き終わったら、単独で欲しいカードを指名できたプレイヤーは、そのカードをただちに獲得し、自分の手元に表にして置きます(便宜上、これを“チーム”と呼びます)。この際、既に獲得済みのカードと今獲得したカードとで同じ数字のものがあった場合は、即座に両カード共に捨て札にします。チームには同じカードの数字が2枚残ることはありません。もしチームに既に1枚あったカードを同ターンで新たに2枚いっぺんに獲得することになった場合等には、チームに1枚だけ残ります。

すなわち、既に所有してる数字のカードを新たに獲得しようとする行為はあまり得にはなりません(他プレイヤーの妨害にはなりますが)。カードを獲得したプレイヤーは自分のマーカーを手元に戻します。

指名が被った場合は、くじ引きにより、獲得する権利を競います。指名が被ったカードを左から順にカードごとに処理します。
まずスタートプレイヤー(もしくはスタートプレイヤーに左回りで一番近いプレイヤー)が山札からカードを2枚引きます。この2枚のカードが同じ数字だった場合、そのプレイヤーが指名したカードを獲得できます。獲得できなかった場合は、くじ引きで引いたカード2枚をそのままわかるように表向きに場に置いてください。その後、同カードを指名した左隣のプレイヤーがカードを山札から1枚引きます。過去にくじ引きで場に出たカードのどれかと同じカードが出た場合には、そのプレイヤーがカードを獲得します(出なかった場合は引いたカードをくじ引き用のオープンカードに加えてください)。誰かがカードを獲得した後、くじ用のカードは全て捨て札になります。どこかのタイミングで山札が尽きたら捨て札をシャッフルして新しく山札を作ってください。
これを指名が被ったカードごとに繰り返し、それぞれカードの獲得者を決定します。

くじで選手を獲得できなかったプレイヤーは、スタートプレイヤーから左回りで順番に、場に残ったカードの中から新たに自分のマーカーを、指名されていないカードのどれかを選んで置きます。ここでまた他プレイヤーと指名するカードが被った場合には、またくじ引きを行います。

獲得カードがなく、最後まで残ったプレイヤーは場に残ったカード2枚を獲得します。もちろんこの場合も、既に手元に持っているカードと獲得したカードに同じ数字があった場合は、それらのカードは捨て札になります。指名が被らなかった場合には、獲得したカードが一番右だったプレイヤーが残りの1枚も獲得します(指名選手は常に左にあるものから処理していきます)。

最初に場に出した全カードの獲得者が決まったら、新たに山札から場にカードを人数分+1枚並べ、スタートプレイヤーを左隣に移して、また新たな指名を開始します。ゲームの終了条件を満たすまでこれを繰り返します。

6枚(もしくは7枚)チームにカードを所有するプレイヤーが出たら、そのターンの終了までプレイし、1ゲームが終了します。

得点
ゲームが終了したら得点を計算します。取得したカードの数字を全て足します。1ゲーム終了後にそれぞれの得点をメモしてゲーム中に得たカードは全て捨て札にします。何ゲームか行い、最初に累計100点を獲得した人が勝利します。同じタイミングで累計100点を達成したプレイヤーが複数人出た場合は、より得点の多い人が勝利します。得点も同じだった場合は該当プレイヤーどうしで勝利を分かち合ってください。

「ペアーズ」ルールコンテスト:入選作「3ドロー」

「ペアーズ」ルールコンテストの入選作のルールです。

※ルールについては、公式ページでもあらためてルール集として公開する予定です。
※「ペアーズ」は、テンデイズゲームズのサイト、全国のゲーム専門店でお買い求めください。

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3ドロー(作者:紙魚丸)

プレイ人数:2~6人

準備:デッキをシャッフルし、5枚を捨て札にする。

スタートプレイヤーは1枚ずつ、最大で3枚までカードをドローして構わない。(少なくとも1枚はドローする)
ドローしたカードはただちに手元に公開する。
ただし、手元のカードにペアが出来てしまったならば、ただちに終了し、次のプレイヤーの手番となる。

スタートプレイヤー以外のプレイヤーは、スタートプレイヤーよりも多くドローしてはならない。
上記の範囲内で望むだけ(0枚でも構わない)ドローするか、あるいはペアが出来てしまったならば、直ちに手番は終了する。

全てのプレイヤーが手番を終えたならば、ラウンドは終了する。

手元のカードにペアが存在するプレイヤーは失格である。
失格となったプレイヤー以外で、カードの合計値が最も高いプレイヤーがラウンドの勝者となる。
ラウンドの勝者は、このラウンドでドローされた全てのカードを勝利点として獲得する。
カードの数値に関わらず、1枚1点とする。

全員が失格の場合、このラウンド中にドローされたカードは全て捨て札となる。

規定の勝利点を獲得したプレイヤーの勝利
規定の勝利点=50÷プレイ人数+1

「ペアーズ」ルールコンテスト:入選作「ペアじゃないよ」

「ペアーズ」ルールコンテストの入選作のルールです。

※ルールについては、公式ページでもあらためてルール集として公開する予定です。
※「ペアーズ」は、テンデイズゲームズのサイト、全国のゲーム専門店でお買い求めください。

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ペアじゃないよ(作者:ボードゲームバカ)

用意する物ペアーズ1組
・マーカー1つ
 
ゲームの準備
3人プレイ時 8.9.10のカード
4人プレイ時 9.10のカード
5人プレイ時 10のカード
は、使用しないため抜いて箱の中にしまっておく。

6人プレイ時 全てのカードを使用。

全てのプレイヤーに9枚ずつ配り、そのカードを手札とする。(3人、6人プレイ時はカードが1枚余るので、そのカードは裏向きで捨て札とする)
スタートプレイヤーを適当に決める。
スタートプレイヤーはマーカーを自分の前に置いておく。

1ラウンドの流れ
1.スタートプレイヤーは手札からカードを1枚選び、表向きで自分の前に置く。置いたカードの上にマーカーを置く。
2.そのカードを見て、他のプレイヤーは手札からカードを1枚選び、裏向きで自分の前に置く。
3.全員がカードを置いたら裏向きでカードを置いていたプレイヤーは、一斉にカードを表向きにする。
4.スタートプレイヤー(カードにマーカーが置かれている)から、他のプレイヤーの前に置かれているカードの中から1枚選び、獲得する。
5.自分の前に置かれたカードを獲得されたプレイヤーの手番になり、そのプレイヤーはマーカーが置かれていない(スタートプレイヤー)カードを1枚選び、獲得する。
6.最後に選ばれたプレイヤー(場にマーカーが置かれたカードしかない状態)は、スタートプレイヤーの前に置かれた(マーカーが置かれた)カードを獲得する。
7.場のカードは全て獲得されたら、マーカーを左隣りのプレイヤーに渡し、1ラウンドを終了する。

カード獲得時のルール
自分の獲得したカードは、各ラウンド時に自分の前に出すカードと混ざらないうに違うスペースに並べて、表向きで置く。他のプレイヤーが獲得したカードをいつでも確認できる状態にする。(獲得ゾーンと呼ぶ)
カードを獲得した時に、今まで獲得したカードと同じ数字のカードを獲得した場合、それらの2枚のカードを共に裏向きで捨て札にする。(獲得ゾーンにあるカードの数字は、1枚ずつしか置けない)

ゲームの終了、勝利条件
8ラウンド(各自の手札が1枚の状態)を終えたら、ゲームは終了する。残った1枚の手札は捨て札にする。
各自が獲得したカードの数字を合計し、1番多いプレイヤーが勝利する。同点の場合は、獲得カード枚数が1番多いプレイヤーが勝利する。それも同じ場合は、勝利を分かち合う。

オプションルール
8ラウンド終了時、残った1枚の手札を強制的に各自の獲得ゾーンに置く。その時、獲得時のルールも適用する。

すごろくやさん主催の「ボードゲーム専門店の中古アウトレットセール」に参加いたします。

3月5日(日曜日)に、高円寺にあるボードゲーム専門店すごろくやさん主催による「ボードゲーム専門店の中古アウトレットセール」に、メビウスゲームズさんとともにテンデイズゲームズも協賛、参加いたします。

詳細や諸注意については、すごろくやさんのブログをご覧ください。
http://sgrk.blog53.fc2.com/blog-entry-3779.html
「入れ替え制」や「購入点数の制限」などの決まり事があります。
注意事項は特にしっかりと把握していただけますよう、お願いします。
※お買い上げいただける商品内容は、各店ごとに若干異なりますが、イベント全体の注意は、各店共通となります。

テンデイズゲームズでは、現在、以下ような予定で準備を進めております。
・中古品(サンプル等)
・箱痛み品などのアウトレット品
・特別価格のご奉仕品
・諸事情により一般販売を見送った仕入れ品
※数に限りがあります。中古品やアウトレット品などは特に少ないです。
※商品によって新品であっても、メーカー取り扱い終了品などの理由により、欠品などの対応が通常通り行えない場合があります。
※一般販売見送り品や中古品には、和訳が付かないものもあります。

当日は、同じビルにあるすごろくやさんのイベントスペース「す箱」がお一人様一時間500円でご利用いただけます。
お買い上げいただいたゲームを早速お楽しみいただくこともできます。

みなさま、ぜひ、お立ち寄りください。

「ペアーズ」ルールコンテスト:入選作「ピラミッド」

「ペアーズ」ルールコンテストの入選作のルールです。

※ルールについては、公式ページでもあらためてルール集として公開する予定です。
※「ペアーズ」は、テンデイズゲームズのサイト、全国のゲーム専門店でお買い求めください。

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ピラミッド(作者:TANSANFABRIK)

・プレイ人数	2人~4人
・必要なもの	ペアーズデッキ1組

獲得したカードを使ってピラミッドを作るゲームです。
より高いピラミッドを作った人が勝利します。 

ゲームの進め方
カードをよくシャッフルし、裏向きに重ねて山札とします。
いちばん日焼けしている人がスタートプレイヤーです。
スタートプレイヤーから時計回りに手番をこなします。

手番には2つの行動を行います。

1 カードをめくる
山札からカードを1枚めくり、みんなに見えるように表向きにします。
カードを1枚めくるごとに、

 A もう1枚カードをめくる
 B カードをめくるのをやめる(→2 ピラミッドを建設する へ)

のどちらかを選ぶことができます。
1枚ずつ何枚でも、連続してカードをめくり続けることができますが、
この手番中にめくったカードと同じ数字のカードを再度めくってしまうとアウト!
この手番中にめくったカードは全て捨て札にして、次のプレイヤーに手番が移ります。

2 ピラミッドを建設する
カードをめくるのをやめた場合、手番中にめくったカードをすべて獲得します。
獲得したカードを使って自分のピラミッドを作ります。
ピラミッド作りには、いくつかの決まりがあります。

・ピラミッドの最下段にはカードを何枚置いても構いません。ただし、すでに置かれているカードと離して置くことはできません。
・カードが2枚並んでいれば、その中間の上段にカードを置くことができます。このとき、上段に置くカードは「下段のカード(どちらとも)の数字以下」のカードでなければいけません。
  例)6と3の上に置けるカードは3,2,1のどれかです。
・すでに置かれているカードを動かす(ピラミッドを作り変える)ことはできません。
・以上の決まりを守っているかぎり、カードの置き方は自由です。計画的にピラミッド作りを進めましょう。

獲得したカードをすべてピラミッドに置いたら自分の手番は終了です。次のプレイヤーに手番が移ります。

ゲームの終了
山札がなくなったら、手番中のプレイヤーがその手番を最後まで行い、ゲーム終了です。
最も段数の多いピラミッドを作ったプレイヤーの勝利です。段数が同じであれば、最上段の枚数が多い方が勝者になります。
それも同じであればその下の段の枚数が多い方‥‥と、勝負がつくまで下の段の枚数を比べます。
すべての段の枚数が同じであれば勝利を分かち合いましょう。

「ペアーズ」ルールコンテスト:入選作「クラッカー」

「ペアーズ」ルールコンテストの入選作のルールです。

※ルールについては、公式ページでもあらためてルール集として公開する予定です。
※「ペアーズ」は、テンデイズゲームズのサイト、全国のゲーム専門店でお買い求めください。

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クラッカー(作者:Sirou)

・プレイ人数	3人~5人
・必要なもの	ペアーズデッキ1組

手札からカードを1枚左隣りのプレイヤーに渡します。受け取ったプレイヤーは手札から同じカードがあればペアにして捨て札にしてもかまいません。この後で左隣にカードを渡します。これを繰り返していき
手札のカードを、全て1種類のカードにするか、連続した数字になるように出来たらその人の勝利です。
それ以外のプレイヤーは残った手札の中で最大数と同じ失点を受け、勝利したプレイヤーは総失点分の得点を得ます。

ゲームの準備
適当な方法でディーラーを決めます。全てのカードをよくシャッフルして、
各プレイヤーに裏向きで10枚のカードを配ります。これらのカードを手札とします。
残りのカードは山札として中央に置きます。
極稀に、配られた10枚が勝利条件を満たすこともあります。直ちに得点計算を行います。

ゲームの進め方
ディーラーが始めの手番を行います。
ゲームの一番始めのディーラーの手番だけは山札からカードを引きます。表にして他のプレイヤーに見せ手札に加えます。
右隣りのプレイヤー(初手番のみ山札)から受け取ったカードと同じカードが手札にあれば、それらをペアにして捨て札に
してもかまいません。もちろんペアにせずにそのまま受け取ることもできます。
※ ペアにできるのは受け取ったカードだけです、既に手札でペアになっているカードを捨てることはできません。
その後で手札からカード1枚を左隣のプレイヤーに、やはり表にして他プレイヤーに見せてから渡します。
これを順番に繰り返し手札を全て、同じ数字にするか、連続した数字にしたプレイヤーは「上がり」となります。
「上がり」を宣言できるのは、カードを受け取った時でも、ペアを捨てた後でも、左隣にカードを渡した後でもかまいません。
全て同じ数字とは、例えば「4枚の手札:10、10、10、10」 「2枚の手札:3、3」 です。
連続した数字とは、例えば「5枚の手札:3、4、5、6、7」 「3枚の手札:7、8、9」 です。

チェンジ
プレイ中に、誰もペアを出さず、同じ数字のカードがプレイヤー間を1周したらそのカードを捨て札にして山札のカードを引き他プレイヤーに見せてから手札に加えます。少ない数字のカードで起きやすいです。
山札が無い時にはチェンジを行えず、全てのプレイヤーが手札の最大数分の失点をします。
※ 誰かがペアを出したなら、そこで周回のカウントはリセットされます。

得点計算
上がれなかったプレイヤーは、残った手札の中でもっとも高い数を失点として受けます。
例 「手札が5、7、7、8、9」だった場合、9点の失点となります。
上がったプレイヤーは、上がれなかったプレイヤーすべての失点を合計したものを得点として受けます。
あらかじめ決めた回数を遊んで合計得点の高いプレイヤーの勝利です。

「ペアーズ」ルールコンテスト:入選作発表(3)

みなさま、大変、お時間をいただくことになり、申し訳ありません。
5月、6月、7月と募集をいたしました「ペアーズ」ルールコンテストの入選作を発表させていただきます。
あと、(ソリティア、二人専用を中心に)5作品ほど残っており、それらについては審査が終わり次第、入選作があれば発表させていただきます。

以下の作品について、審査させていただきました。

・Trumps
・ローボート
・ピギーバック
・ROUTE21
・ラミーポーカー
・クラッシュ
・クプル
・Nothing!
・フルーツマーケット
・オークポーカー
・U30
・オンリーワン
・皮算用
・ペアーズバック
・チキンオークション
・チャレンジフォーザレコード
・東京都知事選挙

これらの中から、以下の作品を入選作とさせていただきました。

・Trumps
・ラミーポーカー
・クプル
・Nothing!
・オンリーワン
・皮算用
・ペアーズバック

入選作については、あらためてルールを紹介させていただきます。

 

ゲーム紹介:アベニュー(Avenue / Eilif Svensson, Kristian Amundsen Ostby / Aporta Games)

avenue

シンプルなペンシルパズル系のゲームですが、得点計算システムにより、より高い計画性が求められ、その展開は非常にスリリングという、ゲーマー心をくすぐられる一作です。

プレイヤーは、道を描きこむためのシートを一枚受け取ります。
ラウンド中に行われるのは、引かれたカードに描かれた形に道を、どこかのマスに描き入れることを繰り返すだけです。
各ラウンドの開始時に指定される農場が、そのラウンドの得点計算の対象となります。
ラウンド終了後、描き入れられた道をたどり、その農場から繋がっているブドウのシンボルの数が、そのまま得点となります。

しかし、このゲームでは、得点計算の際に「それぞれのラウンドごとに獲得する得点は、前のラウンドよりも高くなければならない」というルールがあり、もし、前のラウンドよりも得点が低くなってしまった場合は、得点は一切獲得できないばかりか、ゲーム終了時にマイナス点も受け取らなければなりません。出たとこ勝負で道を描き入れていては、決して高得点には繋がらないのです。

高得点を獲得するためには、すぐには使いどころのない道をその後の展開を見据えて「布石」として描き入れてもいいでしょう。そのために、ラウンド中に一度だけ、道を描き入れるかわりに次のラウンドの得点計算対象となる農場を知るという選択も用意されています。
また、ひょっとしたら、ほどほどのところでそのラウンドの得点に見切りをつけ、先々により有用となりそうな道を描くことに注力したほうがいい場合もあるかもしれません。
農場からの得点だけでなく、ゲーム終了時のボーナスとなる、城からの得点を重視してもいいでしょう。
どんな選択であれ、高得点を獲得するためには、高い計画性も求められるのです。

「ドゥードゥルシティ」と非常に近い見た目をしていますが、ゲーム性は大きく違い、ゲーム終了のタイミングをめぐる駆け引きが重視されていた「ドゥードゥルシティ」と比べ、こちらはよりストレートなペンシルパズル系ゲームに仕上げられています。
とはいえ、スリリングな得点システムにより、ゲーム好きも唸らされる内容。
「アベニュー」、きっと幅広い方に楽しんでいただけるはずです。

ゲーム紹介:キャピタルラックス(Capital Lux / Eilif Svensson, Kristian Amundsen Ostby / Aporta Games)

capitallux_box_blog

手札のカードを「中央の場に出す」か「手元に出す」かの二択を繰り返すだけながら、強烈なジレンマと駆け引きを存分に味わえるゲームが登場しました。
デザインは、出版元であるアポルタゲームズを率いるオストビー&スベンソンのコンビです。

ゲームが開始されたら、まず、配られた5枚のカードについて、ドラフトを行います。
とはいえ、「2枚選び取って、隣のプレイヤーに渡す」を二回繰り返すという、ごくごくシンプルなもの。
このゲームは、とにかく端から端までシンプルさが貫かれています。

そのあとは、冒頭に書いた通り、手番で行うのは、「中央の場」か「手元」のいずれかに、手札から一枚を出していくということだけ。(なお、出したカードは、色ごとに分けて置かれることになります。)

そして、手元に置かれたカード、それぞれの色ごとに数値を合計し、プレイヤーの中で、より多い値となることを目指します。これも実にシンプルな目的です。

capitallux_blog

であれば、出来るだけ手元に出していけばいいということになるわけですが、もちろん、そんな単純な話でありません。
というのも、中央に出されたカード、それぞれの色ごとの合計値が、手元に出されるカードの「許容値」のようなものになり、手元のカードの合計値は中央のカードの合計値を超えてはいけないのです。
もし、超えてしまうようなことがあれば、ラウンド間の得点計算において、手元に置かれた(超えてしまった色の)カードはすべて捨てなければならず、それはもちろん圧倒的な損失です。

これだけでは、中央の場にカードを出すことは損のように思えますが、中央にカードを出すことで、色ごとに用意された特殊効果の恩恵を受けることが出来、これもまた決して見過ごすことはできません。もちろん、状況によっては、その効果によって大きくゲームが動き、逆転に繋がることも少なくありません。
だからといって、この特殊効果は派手なものではなく、効果を最大限に生かすには、的確に状況を見極める必要があるでしょう。このあたりにもデザイナー二人のセンスの良さがうかがえます。

もちろん、それぞれの駆け引きには、ラウンド開始前のドラフトによって起こる手札の推理と把握がカギとなってくるのは言うまでもありません。

ここまでそぎ落とされたゲームは、いかにも現代的で洗練されたものであると感ずる一方で、90年代のドイツゲームが持っていた魅力のようにも思え、長くゲームを楽しんできた方にもたまらないものがあるのではないでしょうか。

多くのゲームファンに楽しんでいただきたい、強烈にオススメの一作です。