近日発売予定のタイトルミニ紹介

 先日配信しましたテンデイズTV「怒濤の新作紹介スペシャル2021July」でご覧いただいた通り、テンデイズゲームズではこれから年末にかけて多数のゲームを発売予定です。
 発売予定表は別記事として用意してありますが、その記事で書かれているのはあくまで発売予定だけになっています。
 もう少し詳しく知りたいという方も多いと思いますので、この記事では、まもなく発売を迎えるタイトルを、簡単なコメントとともにまとめて紹介していきます。(タイトルによっては発売時により詳細な紹介をさせていただく予定です)

※配信後に発売予定日が変更となったものがあります。
※テンデイズTVでの紹介順と同じではありません。

マグニフィセント:拡張 スヌー(7月23日発売予定)

 サーカスをテーマとした隠れた人気作「マグニフィセント」の拡張セットです。
 タイトルにもなっている「雪」をテーマにした新しい演目といくつかのルールが追加され、得点への異なるアプローチが出来るようになります。
 また、5人プレイに対応します。

 基本セットも再入荷いたしますので、気になっていた方は合わせてご検討ください。

おじゃまっシー(8月発売予定)

 湖に棲む怪獣たちの縄張り争いを描いたゲームです。
 体を模したピースを使って頭か尻尾を伸ばしていき、最後まで生き残ることを目指します。他の怪獣にブロックされたり、ボードの端まで行ってしまい、伸ばせなくなってしまったら脱落です。
 「高さ」があるのがポイントで、他の怪獣の体をまたぐように伸ばすことも可能。
 運要素のない(いわゆる)アブストラクトゲームに抵抗感のある方もいるかもしれませんが、思わぬところでブロックしたりブロックされたり。はたまたそれを乗り越えたり。ちょっとしたドタバタ劇感もあり、気楽に楽しめるのもポイントです。
 ちょっと変わった見た目もインパクト大な、楽しい一作です。

ドラゴミノ(7月下旬~8月中旬発売予定)

 今年のドイツ年間ゲーム大賞キッズゲーム部門を受賞した人気作「キングドミノ」の派生作です。
 ニマスで一枚となるドミノ状のタイルを手元に配置し得点を獲得していくという基本システムはそのままに、よりシンプルにまとめ、対象年齢が下げられました。
 最終的なタイル配置状況で得点計算を行っていましたが、こちらでは同じ地形の描かれたマスを繋げられたらただちに得点獲得のチャンスとなります。「たまご」タイルを引いて、ドラゴンが描かれた「当たり」を引くことが出来たら得点です。
 タイル配置の制限が大幅に緩くなっており、くじ引き方式の得点システムとの組み合わせにより、子どもから大人まで気軽に楽しめるタイル配置ゲームになっています。

グラスロード(8月発売予定)

 人気デザイナー、ウヴェ・ローゼンベルクの2013年発売作が待望の再版となります。
 「リソースマネージメントによる田舎の集落の発展」がテーマと聞くと、ローゼンベルクのゲームとしてはお馴染みなイメージがありますが、バッティング要素が盛り込まれたアクション選択がゲームの軸に据えられており、近年のローゼンベルク作としては、やや異色な位置づけとなっています。
 バッティングを基調としていることもあってか、プレイ時間も60分とほどよくまとめられており、多くの方にオススメできるタイトルになっています。
 2013年の発売後に発表されたミニ拡張を含んでの再版です。(ミニ拡張単体での発売も予定しております)

ベニス(8月~9月発売予定)

 ベニスの街を舞台に、ゴンドラ船でボード上を巡りながらさまざまな仕事をこなし得点を獲得していきます。
 色鮮やかなボード、凝った作りのゴンドラ船やワーカーといった駒はとても華やかでそれも大きな魅力ですが、数多くのタイトルのソロルールを手掛けつつ自身も作も多いターツィ、ルーマニアという地からチャレンジングなゲームを発表するノヴァックのコンビ作だけに、油断のならない一作になっています。というのも、得点を稼ぐ一方でそれらの仕事には汚い部分もあるという設定で、得点が高くともあまりに汚いことを積み重ねると最終的に脱落してしまうのです。
 王道的ながら少し変わった感触のゲームを楽しみたい方にオススメと言えるでしょう。

パックスパミール(8月発売予定)

 「グレート・ゲーム」と呼ばれる19世紀のアフガニスタンにおける権力闘争の時代を描いたマルチゲームです。プレイヤーは、イギリス、ロシア、そしてアフガニスタンの三者のいずれかと同盟を組みつつ、権力基盤を築いていくのです。
 さまざまな効果を持ったカードを獲得し自分の場に並べることによる効果の組み合わせを活用しゲームを進めていく「タブロー・ビルド」システムのゲームで、その中心的な仕組みはシンプルかつスタンダードなものながら、時代背景をしっかりと描いたヒストリカルな部分や他プレイヤーとの絡みは「濃く」作られており、コアゲーマーに向けたものであることには違いありません。
 しかし、ボード上に描かれた地域は6つのみ、基本となるアクションはカードの購入とプレイの二種類と、非常にスマートに作られており、多く方にとって挑戦する価値のタイトルとも言えます。

 100枚にも及ぶ当時の背景をしっかりと記述したフレーバー盛り沢山のカード、抜群の雰囲気を持った駒とボード、日本でも話題となった「ROOT」の作者によるゲームデザインなど、見るべきところの多いテンデイズゲームズが贈るこの夏一番の自信作です。

 ※限定でメタルコインとのセット販売も予定しております。

オリジンズ:ファーストビルダー(8月~9月発売予定)

 豊富な内容物が含められたスケールの大きなパッケージとSFホラーの雰囲気が詰まったゲーム内容で注目を集めた「ネメシス」のデザイナーによる戦略ゲームです。
 テーマは、宇宙からやってきた知的生命体との遭遇と都市の発展というスケールの大きなもの。
 基本的な進行は、ダイスをワーカーとして使ってアクションを実行していくというもの。加えて、都市の発展におけるタイル配置のパズル的な要素、他プレイヤーと差があればあるほど恩恵が得られる軍事力や神殿へのアプローチのためのパラメータ上げなど、ゲーム好きの心をくすぐる要素が多分に含まれ、ボリュームのある作りになっています。
 ポーランドを代表する隠れた実力派デザイナーによる注目の新作と言えるでしょう。