「ペアーズ」ルールコンテスト:5月期入選作「ロングシート」

「ペアーズ」ルールコンテストの入選作発表の反響が大きかったので、急遽、入選作のルールをブログで行うことにいたしました。
あらためて公式ページでも公開いたしますが、「少しでも早く遊んでみたい!」という方は、ぜひ、こちらのルールをご利用ください。

まず、第一弾としてクロサワさん作による「ロングシート」のルールを公開いたします。

 

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ロングシート(作者:クロサワ)

・プレイ人数	2人~6人
・プレイ時間	5~10分程度


○ゲームの準備
適当な方法でスタートプレイヤーを決めます。
手番はスタートプレイヤーから始まり席順を時計回りで移動します。
全てのカードをよく切り混ぜ、裏向きに一つに重ねて山札とします。

○手番でできること
手番プレイヤーは山札の一番上からカードを1枚引き、山札のすぐ隣に表向きに置きます。既にカードが置かれているときは、一番新しく置かれたカードの更に隣に表向きに置きます。
この表向きに一列に置かれるカードの並びを場とします。

※場のカードを重ね置いたり並び順を変えることはできません。(省スペース等の理由で数字が見えるように重ねることは構いません。)

これを繰り返し、1回の手番につき最低1枚以上何枚でも場にカードを置くことができます。

○ペアの成立と手番の終了
置いたカードと同じ数字が既に場に置かれている場合はペアの成立となり、【ペア成立時の処理】をして手番を終了します。
ペアが成立する前に手番を終えたい場合は置きたい枚数を置いたところで次のカードを引かずに終了を宣言し、【得点処理】をして手番を終了します。

手番が終了したら左隣のプレイヤーに手番が移動します。

【ペア成立時の処理】
ペアが成立した時、手番プレイヤーはペアになったカード2枚とその間に挟まれた全てのカードを場から引き取り、表向きのまま自分の手元に置きます。それ以外のカードはそのまま場に残ります。
引き取った時点では表向きのカード1枚につきマイナス1点となります。
※置き方は重ねて構いません。順序も関係ありません。

【得点処理】
ペアが成立する前に手番の終了を宣言した時、手番プレイヤーは今回の手番で場に置いた枚数分、自分の手元に表向きで置いてあるカードを裏向きにして得点とします。手元に表向きのカードがない場合は何も起こりません。
裏向きになったカードは1枚につきプラス1点となります。
※裏向きのカードと表向きのカードは手元で分けて管理してください。

○ゲームの終了
山札が尽きたらゲーム終了です。その時点での手番プレイヤーは最後の1枚を場に置き、【ペア成立時の処理】または【得点処理】をして手番を終了します。

○点数計算と勝利条件
それぞれのプレイヤーは、自分の手元にある表向きのカード1枚につきマイナス1点、裏向きのカード1枚につきプラス1点として合計点数を求めます。
合計点数が一番高いプレイヤーの勝利です。
合計点数が同じ場合は、その中で裏向きのカード枚数が多いプレイヤーの勝利です。

 

「ペアーズ」ルールコンテスト入選作発表(5月期その1)

「ペアーズ」ルールコンテストに多数のご応募をいただき、ありがとうございます。
私の想像を超えるご応募があったため、審査にお時間をいただくこととなっています。
そこで、審査させていただいた作品の中から、入選となった作品を随時発表させていただくことといたしました。

5月期にご応募いただいた作品のうち、6月24日時点で審査させていただいたのは、以下の作品です。

・クラッカー
・ザ・ペアーズ
・デルタ
・ピラミッド
・ターンオーバーファイブ
・テキサスチキン
・ルーレット
・ラック!プラック!
・Nico1(ニコイチ)
・ブラックホールデム
・ラストカップル
・ロングシート
・ヴァラエティ・オブ・ラブ
・トゥエンティファイブ
・ウエイティング・イン・ヴァイン
・ヤック・チック・ノック・ダウン
(順不同)

この16作品の中から、以下の四作品を入選作として選出させていただきました。

・クラッカー
ドラフト風にカード獲得を行いつつ手札を決められた形で揃えることを目指していくという王道的なシステムに、「手札の中でペアができるとカードを捨てることができ、手札を揃えるのが早くなる」という「ペアーズならでは」のルールがうまく利いていて、楽しめました。

・ザ・ペアーズ
「ペアーズ」デッキを使った協力ゲーム、というコンセプトがまず魅力的です。
タイトル通り「ザ・ゲーム」にインスパイアされたゲームであるのは明らかで、プレイするとその印象はさらに強まるのですが、その一方で、カウンティング(というより「出されたカードの記憶」)がより重要だったり、独自のセオリーを探る楽しみなど、一味違った面白さも十二分にあります。
展開の幅はひょっとしたら狭いのかもしれませんが、「ペアーズ」のバリエーションとしては、十分すぎるほどの魅力を持った一作になっていると思います。

・ピラミッド
オーソドックスなめくり&バーストによるカード獲得を行い、それをピラミッド状により多く並べることを目指していく、視覚的にも楽しい一作です。
めくりによるカード獲得の際は、バーストの起こりにくさから、小さい数字のカードをめくるほどに獲得できる枚数が増える可能性が高く有利ではあるのですが、ピラミッド建設に関しては大きい数字のカードのほうが制約が小さくなります。そのことで、ほどよいジレンマが生まれています。
得点システムを少し改善することができれば、より面白くなるかと思います。

・ロングシート
セットアップの手軽さ、ルールの明快さ、サクサクとした軽快なプレイ感など、まさに「これぞ、ペアーズ!」と言える内容のゲームだと思いました。
要素としてマイナス点を採用しており、展開によってはドツボにはまるプレイヤーが生まれることも多そうですが、このゲームではそれは決して欠点ではなく、かえってそれがドラマ性の高さに繋がっており、非常に盛り上がります。
しっかりと得点を記録しながら遊ぶことで、堅実にいくか、ハイリスクハイリターンを狙うかの方針決定の面白さや、いつドツボにはまるかわからないスリルなども加わり、より楽しめるようになるのも、「ペアーズ」らしくて気に入りました。

これらの入選作については、今後、公式ページでルールを紹介させていただく予定です。

また、入選作の考案者の方には、副賞をご用意させていただきます。もう少しお時間をいただきますが、追ってご連絡させていただきます。

5月期にご応募いただいたそのほかの作品については、審査が終わり次第、結果を発表させていただきます。

ルールコンテストは、6月期、7月期とまだまだ続きます。
面白いアイデアを思い付きましたら、ぜひ、ご応募ください!